宮島永太良さん、「生きる」テーマ原画を制作
「生きる2024」テーマ画:光の演奏会Ⅳ

2024年ポスター作品
「生きる」コンサートでは、クラシック・ヨコハマが始まった2007年度から神奈川県小田原市出身の美術家、宮島永太良(みやじまえいたろう)さんがイメージ画を制作しています。横浜美術館協力会の評議員も務め、絵画のほかにロゴマークのデザイン、オリジナルのウサギのキャラクター「マルタ」を使ったアニメーション他、Webコンテンツ制作も手掛けています。
「生きる~2024 若い命を支えるコンサート~」の原画では、今回も動画配信「マルタの冒険」の仲間たちが登場します。
「『生きる~若い命を支えるコンサート』で今年も案内役を務めさせていただくマルタとその仲間たちは『回る』をテーマに音楽を奏でています。
若い方はご存じないかもしれませんが、昔はレコードで音楽を聴くことが一般的でした。好きな曲を聴きながらレコードの回転を眺めていた思い出、くるくる回る遊園地のコーヒーカップ、さらには回転ずしなど、『回る』楽しさは様々です。
また『回る』は『元に戻る=回復」とも表現できますが、近年、様々な場面で「どうか元へ戻れますように」と願うことが多いように感じています。
新型コロナウィルスによって日常生活が不自由となり、今なお緊張の中にあります。世界では争いごとが絶えず、あらゆる場所で天変地異が続き、私たちは災難に見舞われた方々の回復を祈るばかりです。
『回る』を描くと輪になる。
平和の輪がどこまでも広がり、様々な困難から回復できるよう音楽の力で癒され、沸き立ち、皆さまがいきいきと『生きる』ことを願いながら、作品制作を進めました。」
と宮島さんは話します。
原画はコンサートの会場で展示され、例年、横浜市内の病院や施設に寄贈されています。
宮島永太良 プロフィール

ファンケルクラシックの特設会場で「マルタ」と一緒に会場に訪れた子供たちと写真に納まる宮島永太良さん(2018年8月撮影)
神奈川県小田原市出身
和光大学人文学部、早稲田大学第二文学部卒業
美学校細密画教場終了
横浜美術館協力会評議員 小田原あらたま会会員
これまでの主な美術活動
- カトリーヌ・ドヌーヴ主演「ロバと王女」の
デジタルニューマスター版完成に伴うイメージ画制作 - パリ(アートスペースギャラリー)にて個展開催
- 詩画集「妙な絵物語」(生活の友社)発表
- ウサギのキャラクター マルタを発表のち絵本「マルタの冒険」(興陽館、ハースト婦人画報社)二冊を発表
- 映画「MARCHING-明日へ-」テーマ画制作
作品常設
- エクセルシオールカフェ 新橋二丁目店(東京・新橋)
- ぎゃらりー喫茶なよたけ(厚木市)
- 贅沢チーズケーキレゾルカ(東京・中央区銀座)
これまでの主な社会活動
- 「クラシックヨコハマ~若い命を支えるコンサート」テーマ画を2007年度より毎年作成し、小児科医療機関などに 原画を寄贈
- 大阪大学学部附属病院、慶應病院小児病棟へ作品を寄贈
- 株式会社ファンケルの社会貢献活動に賛同し、東日本大震災被災地の復興支援や障がい者福祉施設の活動支援に参加
- 東日本大震災を受け「マルタ募金」を始め、自然災害による甚大な被害への義援金や、こどもホスピスなど小児医療関連施設への支援金へ協力
- 一般財団法人健康とアートを結ぶ会を設立し、健全な生活に向けた様々な活動を企画
地上波3chテレビ神奈川 :土曜日朝6時55分 天気予報
お昼の情報番組「猫のひたいほどワイド」水曜日(毎月1回) に好評出演中!
その他 宮島永太良公式サイト 及び 「マルタの冒険」公式サイト にて動画を配信中