生きる ~2023 New Year若い命を支えるコンサート~
クラシック・ヨコハマ2022のフィナーレを飾る当コンサート。今回は、ピアニストの務川慧悟さんとバイオリニストの山根一仁さんが出演します。二人はともに、全日本学生音楽コンクール(毎日新聞社主催、横浜市共催)、日本音楽コンクール(毎日新聞社、NHK主催)で1位を受賞した実力派です。
務川さんは、エリザベート王妃国際音楽コンクールやロン=ティボー=クレスパン国際コンクールなど海外の著名な音楽コンクールで入賞し、日本、ヨーロッパを拠点に幅広く演奏活動を行っている現在最も注目を集める若手ピアニストの一人です。
山根一仁さんは、2010年の中学校3年在学中に日本音楽コンクール第1位受賞し、鮮烈なデビューを果たし、以後、バーミンガム市交響楽団、NHK交響楽団など国内外のオーケストラとの共演を重ね、ベルリン・フィル五重奏団、M.ヴェンゲーロフなど著名な演奏家との共演でも注目を集めるバイオリニストです。
指揮は、ブザンソン、コンドラシンの二大指揮者コンクール優勝を始め、数多くのコンクールで上位入賞し、日本はもとより、ヨーロッパ、南米を中心に世界各地のオーケストラに客演を重ねる曽我大介さんです。
そして今回も、全日本学生音楽コンクールの1位入賞者が出演し、みずみずしい演奏を届けます。
生きる~若い命を支えるコンサート とは
毎日新聞社は1996年から、小児ガンと闘う子供たちを支援するキャンペーン「生きる」を展開しており、様々なイベントやコンサートを通じて、病気への理解と協力を訴えてきました。2007年度、クラシック・ヨコハマ版生きるとして誕生したのが「生きる~若い命を支えるコンサート~」で、今回16回を迎えます。このコンサートでは、著名な音楽家に加え、全日本学生音楽コンクール入賞者が参加して、病気と闘う同世代に励ましのメッセージを送っています。
日時
2023年1月15日(日)15:00開演
会場
横浜みなとみらいホール 大ホール
横浜市西区みなとみらい2-3-6
電話:045-682-2000
みなとみらい駅(東急東横線直通/みなとみらい線)下車、「クイーンズスクエア横浜連絡口」より徒歩 3 分
桜木町駅(JR 京浜東北線・根岸線/横浜市営地下鉄)下車、動く歩道からランドマークプラザ経由でクイーンズスクエア1階奥(徒歩12分)
チケット情報
入場料:全席指定6,000 円、舞台後方P席4,000円
※未就学児童の入場はお断りいたします
やむを得ぬ事情により、出演者・曲目等が変更になる場合がございます
■チケット取り扱い
神奈川芸術協会 (電話:045-453-5080)
■プレイガイド
横浜みなとみらいホールチケットセンター (電話:045-682-2000)
チケットぴあ(Pコード:225-169)
イープラス
ローソンチケット(Lコード:33412)
※座席番号のご指定は、神奈川芸術協会、横浜みなとみらいホールチケットセンターで可能です
お問い合わせ先
毎日新聞社事業本部
電話:03-3212-0187(平日10:00~18:00)
主催
主催:毎日新聞社、クラシック・ヨコハマ推進委員会、横浜市
特別協賛:ファンケル
協賛:東日印刷
協力:横浜みなとみらいホール
曲目
務川慧悟
♪ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18
山根一仁
♪モーツァルト:バイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
深津天馬(第76回全日本学生音楽コンクール ピアノ部門中学校の部1位)
♪ラフマニノフ:楽興の時 作品16から 第2番 変ホ短調(1940年版)、第3番 ロ短調、第4番 ホ短調
出演
務川慧悟(ピアノ)
山根一仁(バイオリン)
深津天馬(ピアノ・第76回全日本学生音楽コンクール ピアノ部門中学校の部1位)
曽我大介(指揮)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
※オーケストラメンバーとして参加するコンクール入賞者
岡本梨奈(フルート部門高校の部1位)
藤原寛太(チェロ部門高校の部1位)
松本颯春(チェロ部門大学の部1位)
出演者プロフィール
- ピアノ務川慧悟プロフィールを表示する2021年世界三大コンクールの一つである、エリザベート王妃国際音楽コンクールにて第3位受賞。2019年にはフランスで最も権威のある、ロン=ティボー=クレスパン国際コンクールにて第2位受賞。
長い歴史と伝統のある2つの国際コンクールの上位入賞で大きな注目を集め、現在、日本、ヨーロッパを拠点にソロ、室内楽と幅広く演奏活動を行っている。
バロックから現代曲までレパートリーは幅広く、各時代、作曲家それぞれの様式美が追究された演奏、多彩な音色には定評がある。また現代ピアノのみならず、古楽器であるフォルテピアノでの奏法の研究にも取り組んでいる。
東京藝術大学を経て、2014年パリ国立高等音楽院に審査員満場一致の首席で合格し渡仏。ピアノ科第3課程を修了、室内楽科第1課程修了。現在は国内外での演奏活動の傍ら、フォルテピアノ科に在籍し研鑽を積んでいる。
フランク・ブラレイ、上田晴子、テオドール・パラスキヴェスコ、横山幸雄、青柳晋、ジャン・シュレム、パトリック・コーエン、ダリア・フェデエヴァの各氏に師事。
これまでに、日本各地、フランス、ベルギー、スイス、ラトビア、ドイツ、イタリア、ポーランド、オランダ、中国、台湾、韓国にて演奏会を開催のほか、読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、プラハ・フィルハーモニア管弦楽団、フランスにてフランス国立管弦楽団、ロレーヌ国立管弦楽団、ベルギーにてベルギー国立管弦楽団、ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団、等と共演。
オフィシャル・ホームページ :keigomukawa.com - バイオリン山根 一仁プロフィールを表示する1995年札幌生まれ。
中学校3年在学中、2010年第79回日本音楽コンクール第1位、およびレウカディア賞、黒栁賞、鷲見賞、岩谷賞(聴衆賞)並びに全部門を通し最も印象的な演奏・作品に贈られる増沢賞を受賞。同コンクールで中学生の1位は26年ぶりの快挙であった。
以後、桐朋女子高等学校音楽科(共学)に全額免除特待生として迎えられ2014年3月に首席で卒業。高校在学中より国内外の音楽祭、マスタークラスでソロ、室内楽ともに研鑽を積み音楽賞、ディプロマなど数多く受賞した。
これまでバーミンガム市響、プラハ=カメラータ、N響、新日本フィル、東京シティ・フィル、日本フィル、都響、東響、札響、山響、京響、大阪フィル、名古屋フィル、アンサンブル金沢など国内外のオーケストラと共演するほか、ベルリン・フィル五重奏団、M.ヴェンゲーロフ、P.ウィスペルウェイ、N.メンケマイヤーらとの共演などでも注目を集める。東急ジルベスターコンサート、NHK『ららら♪クラシック』、NHK-FM『名曲リサイタル』、テレビ朝日『題名のない音楽会』などテレビ・ラジオの出演も多い。
2010年度横浜市教育委員会表彰。第60回横浜文化賞文化・芸術奨励賞(最年少)、第2回岩谷時子音楽財団『Foundation for Youth 賞』、2015年度青山音楽賞新人賞、第26回出光音楽賞、第19回ホテルオークラ賞などを受賞している。
これまでに故富岡萬、水野佐知香、原田幸一郎の各氏に、またドイツ国立ミュンヘン音楽演劇大学ではクリストフ・ポッペンに師事。 - 指揮曽我 大介プロフィールを表示する1989年ルーマニア国立音楽院在学中にルーマニアでデビュー。ブザンソン、コンドラシンの二大指揮者コンクールでの優勝を始め、数多くのコンクールで上位入賞。以降日本、ヨーロッパ、南米を中心に世界各地に客演。ベルリン・フィルハーモニーホールにおけるベルリン響ベートーヴェン「第九」公演、ルーマニア・ブラショフ・オペラで「椿姫」やモーツァルトのダ・ポンテ三部作を指揮するなど活躍を続け、2017年11月には長年活動を共にしているブラショフ・フィル日本ツアーを大成功に導いた。ルーマニアとの関係は深く、日本とルーマニアとの相互理解の促進に尽力してきた長年の功績により令和3年度外務大臣表彰を受賞。
ルーマニア国立放送響首席客演指揮者、大阪シンフォニカー響(大阪響)音楽監督などを歴任。東京ニューシティ管弦楽団(パシフィックフィルハーモニア東京)とは2005年から2022年3月まで実に17年にわたり首席指揮者、正指揮者等として信頼関係を築き、楽団の発展に大きな足跡を残した。2021年末にはモスクワ・クラシック・バレエ日本公演「くるみ割り人形」を指揮、作品の魅力を存分に伝え高い評価を得た。音楽祭や講習会の講師、コンクール審査員、作曲家としても活躍中。著書に『ベートーヴェン、21世紀のウィーンを歩く。』『ベートーヴェンのトリセツ』など。ルーマニア・ブラショフ市とブラジル・ロンドリーナ市名誉市民。
オフィシャル・ホームページ :www.soga.jp