生きる ~2026 若い命を支えるコンサート~
クラシック・ヨコハマのなかで最も多くの聴衆でにぎわうコンサート。今回は、世界で活躍する実力派アーティスト2名が登場します。
第8回モーツァルト国際コンクールで日本人として初めて優勝し、世界の著名な音楽祭にも度々出演するなど実力・人気ともに日本を代表するピアニストの一人である菊池洋子。2024年エネスク国際コンクールのチェロ部門にて日本人初優勝を果たし、ブラームス国際コンクール、日本音楽コンクール優勝など華やかな受賞歴を誇る北村陽。
国内外の一流オーケストラとの共演で高い評価を受け、いま最も期待される若手指揮者の一人として活躍中の角田鋼亮の指揮による神奈川フィルハーモニー管弦楽団との演奏でお楽しみください。今年も全日本学生音楽コンクールの1位入賞者が出演し、みずみずしい演奏を届けます。夢の共演が クラシック・ヨコハマ 生きる~2026 若い命を支えるコンサート~ で実現します。どうぞご期待ください。
生きる~若い命を支えるコンサートとは
毎日新聞社は1996年から、小児がんと闘う子供たちを支援するキャンペーン「生きる」を展開しており、様々なイベントやコンサートを通じて、病気への理解と協力を訴えてきました。2007年度、クラシック・ヨコハマ版生きるとして誕生したのが「生きる~若い命を支えるコンサート~」で、今回19回を迎えます。このコンサートでは、著名な音楽家に加え、全日本学生音楽コンクール入賞者が参加して、病気と闘う同世代に励ましのメッセージを送っています。
日時
2026年1月25日(日) 15:00開演
会場
横浜みなとみらいホール 大ホール
横浜市西区みなとみらい2-3-6
電話:045-682-2000
みなとみらい駅(東急東横線直通/みなとみらい線)下車、「クイーンズスクエア横浜連絡口」より徒歩3分
桜木町駅(JR 京浜東北線・根岸線/横浜市営地下鉄)下車、動く歩道からランドマークプラザ経由でクイーンズスクエア1階奥(徒歩12分)
チケット情報
入場料:全席指定6,000 円、舞台後方 席4,000円
※未就学児童の入場はお断りいたします
やむを得ぬ事情により、出演者・曲目等が変更になる場合がございます
■チケット取り扱い
神奈川芸術協会 (電話:045-453-5080)
■プレイガイド
横浜みなとみらいホールチケットセンター (電話:045-682-2000)
チケットぴあ(Pコード:307-312)
イープラス
ローソンチケット(Lコード:32443)
※座席番号のご指定は、神奈川芸術協会、横浜みなとみらいホールチケットセンターで可能です
お問い合わせ先
毎日新聞社事業本部
電話:03-3212-0187(平日10:00~18:00)
主催
主催:毎日新聞社、クラシック・ヨコハマ推進委員会、横浜市
特別協賛:ファンケル
協賛:王子製紙 キリンホールディングス 島村楽器 東日印刷
曲目
プロコフィエフ=交響曲的協奏曲 Op.125(独奏:北村陽)
ラフマニノフ=パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43(独奏:菊池洋子)ほか
出演
菊池洋子(ピアノ)
北村陽(チェロ)
角田 鋼亮(指揮)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
出演者プロフィール
- ピアノ菊池 洋子プロフィールを表示する2002年第8回モーツァルト国際コンクールにおいて日本人として初めて優勝、一躍注目を集めた。その後、ザルツブルク音楽祭に出演するなど国内外で活発に活動を展開し、いまや実力・人気ともに日本を代表するピアニストの一人である。 前橋市生まれ。故田中希代子、故林秀光の各氏に師事。桐朋学園女子高等学校音楽科卒業後、イタリアのイモラ音楽院に留学、フランコ・スカラ、フォルテピアノをステファノ・フィウッツィに師事。国内主要オーケストラとの共演をはじめ、ザルツブルク・モーツァルテウム管、ハノーファー北ドイツ放送フィル、ベルリン響等と共演。ザルツブルク音楽祭、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭等、世界の著名な音楽祭にも度々招かれる。 最近では、ウィーン・フィルコンサートマスター、ライナー・ホーネックとのツアーで話題を呼んだほか、バレエとのコラボレーション公演にも積極的に出演し、ディアナ・ヴィシニョーワや吉田都、上野水香ほかと共演。CD録音も活発に行い、モーツァルトを中心としたソロ作品のほか、ホルンの世界的名手ラデク・バボラークと共演したアルバムもリリース。2023年には「J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲」、「子守歌ファンタジー」、「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番、4番」を次々とリリースした。
第1回上毛芸術文化賞(音楽部門)受賞。2007年第17回出光音楽賞受賞。
菊池洋子オフィシャルホームページ https://yokokikuchipf.com/m - チェロ北村 陽プロフィールを表示する2004年生まれ。9歳でオーケストラと初共演し、翌年初リサイタルを行う。2017年第10回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールに満場一致で優勝。2022年第18回ハチャトゥリャン国際コンクール第2位。2023年第29回ヨハネス・ブラームス国際コンクール第1位。第92回日本音楽コンクール第1位を受賞し、全部門を通じて最も印象的な奏者に贈られる増沢賞、岩谷賞(聴衆賞)、黒柳賞、徳永賞、INPEX賞を受賞。2024年9月ジョルジュ・エネスク国際コンクールのチェロ部門で日本人として初優勝。同年11月パブロ・カザルス国際賞第1位を受賞と、次々に快挙を成し遂げて注目をあびる。これまでに小林研一郎、高関健、大友直人、藤岡幸夫、山田和樹、アンドレイ・フェーヘル、ジョヴァンニ・アントニーニ各氏の指揮により、多数の楽団と共演。2020年ユリアン・シュテッケルの代役で井上道義指揮、読売日本交響楽団と共演し好評を博す。2021年霧島国際音楽祭賞受賞。遠山基金、宗次エンジェル基金/日本演奏連盟、ヤマハ音楽振興会、ジェスク音楽振興会、江崎スカラシップより奨学金を授与され、第52回江副記念リクルート財団奨学生、2023、24年度ローム ミュージック ファンデーション奨学生。現在、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コースにて堤剛、ベルリン芸術大学にてイェンス=ペーター・マインツ各氏に師事。これまでに山崎伸子、室内楽を磯村和英各氏に師事。2025年第26回ホテルオークラ音楽賞、第23回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第34回出光音楽賞を受賞。使用楽器は上野製薬株式会社より貸与された1668年製カッシーニ。
- 指揮角田 鋼亮プロフィールを表示する東海高校卒業後、東京芸術大学大学院指揮科修士課程並びにベルリン音楽大学国家演奏家資格課程修了。2002年、安宅賞受賞。2006年、第3回ドイツ全音楽大学・指揮コンクールで最高位を獲得。2008年、カラヤン生誕100周年記念の第4回ドイツ全音楽大学指揮コンクール第2位入賞。2010年、第3回マーラー指揮コンクールにおいて最終の6人に残った。これまでに、ベルリン・コンツェルトハウス管、ブランデンブルグ響、上海歌劇院管、札響、山響、仙台フィル、群響、N 響、読響、都響、東響、東京フィル、日本フィル、新日本フィル、東京シティ・フィル、神奈川フィル、名古屋フィル、中部フィル、アンサンブル金沢、京響、大阪フィル、日本センチュリー響、広響、九響と共演している。
2015年よりセントラル愛知交響楽団の指揮者を務め、2019年より常任指揮者に就任。2016-2020年 大阪フィルハーモニー交響楽団指揮者、2018-2022年 仙台フィルハーモニー管弦楽団指揮者を歴任するなど、いま日本で最も期待される若手指揮者の一人として各地にて活躍の場を拡げている。2016年「第11回名古屋ペンクラブ音楽賞」、2020年「令和元年度愛知県芸術文化選奨文化新人賞」「名古屋市文化振興事業団第36回芸術創造賞」を受賞。セントラル愛知交響楽団とのCD <ラフマニノフ交響曲第2番&モシュコフスキ組曲「諸国から」><エルガー:エニグマ変奏曲>をオクタヴィア・レコードよりリリース。現在、セントラル愛知交響楽団音楽監督を務めている。 - 管弦楽神奈川フィルハーモニー管弦楽団プロフィールを表示する1970年神奈川県を本拠地とする唯一のプロ・オーケストラとして発足。地域に密着した音楽文化の創造をミッションとして、神奈川県全域をはじめ、全国各地で幅広い活動を続けている。1978年に一般財団法人、2014年には公益財団法人として認定されている。 横浜を中心とした定期演奏会や県内各地を回る巡回公演などの主催公演を開催。音楽教育にも積極的で、小中学校での音楽鑑賞教室を全国各地で開催し、広い世代に音楽の魅力を伝えている。また、医療機関や特別支援学校への出張演奏も行っている。指揮者陣には、音楽監督に沼尻竜典、名誉指揮者に現田茂夫、特別客演指揮者に小泉和裕を擁し、近年では日本テレビ系列「リバーサルオーケストラ」に出演協力するなど人気・実力ともに益々注目されているオーケストラである。