宮島永太良さん、「生きる」イメージ原画を制作
「平和の光」に願いを込めて

2023年ポスター作品
「生きる」コンサートでは、クラシック・ヨコハマが始まった2007年度から神奈川県小田原市出身の美術家、宮島永太良(みやじまえいたろう)さんがイメージ画を制作しています。横浜美術館協力会の評議員も務め、絵画のほかにロゴマークのデザイン、オリジナルのウサギのキャラクター「マルタ」を使ったアニメーション他、Webコンテンツ制作も手掛けています。
「生きる~2023 若い命を支えるコンサート~」の原画では、今回も動画配信「マルタの冒険」の仲間たちが当登場します。
「今年も『生きる~若い命を支えるコンサート』が催されますことを嬉しく思います。
今、世界は様々な難題に直面しています。新型コロナウィルスの収束に兆しが見え始め、以前の生活を取り戻しつつある中ですが、遥かウクライナの地では、ロシアによる不条理な戦争が続いています。
それを思うたび、同じ時代に同じ地球で起こっている現実を嘆くばかりです。
どうかこのような悲惨な現実が早く終わり、みんなに平和の光が注いでほしい。
今回の『光の演奏会』は、特にこの『平和の光』を意識しました。
背景にはウクライナの人々が歌っている平和を願う歌の譜面を一部入れました。
今回も音楽によって人々の心が癒され、またその一人一人が平和に向かって歩んでいってほしい。そんな願いをこめました。
また、治療を続けていらっしゃる皆さまの心も癒され、心豊かな時間を過ごされますことを願っています。」
と宮島さんは話します。
原画はコンサートの会場で展示され、例年、横浜市内の病院や施設に寄贈されています。
宮島永太良 プロフィール

ファンケルクラシックの特設会場で「マルタ」と一緒に会場に訪れた子供たちと写真に納まる宮島永太良さん(2018年8月撮影)
神奈川県小田原市出身
和光大学人文学部、早稲田大学第二文学部卒業
美学校細密画教場終了
横浜美術館協力会評議員 小田原あらたま会会員
これまでの主な美術活動
- カトリーヌ・ドヌーヴ主演「ロバと王女」の
デジタルニューマスター版完成に伴うイメージ画制作 - パリ(アートスペースギャラリー)にて個展開催
- 詩画集「妙な絵物語」(生活の友社)発表
- ウサギのキャラクター マルタを発表のち絵本「マルタの冒険」(興陽館、ハースト婦人画報社)二冊を発表
- 映画「MARCHING-明日へ-」テーマ画制作
作品常設
- エクセルシオールカフェ 新橋二丁目店(東京・新橋)
- ぎゃらりー喫茶なよたけ(厚木市)
- 贅沢チーズケーキレゾルカ(東京・中央区銀座)
これまでの主な社会活動
- 「クラシックヨコハマ~若い命を支えるコンサート」テーマ画を2007年度より毎年作成し、小児科医療機関などに 原画を寄贈
- 大阪大学学部附属病院、慶應病院小児病棟へ作品を寄贈
- 株式会社ファンケルの社会貢献活動に賛同し、東日本大震災被災地の復興支援や障がい者福祉施設の活動支援に参加
- 東日本大震災を受け「マルタ募金」を始め、自然災害による甚大な被害への義援金や、こどもホスピスなど小児医療関連施設への支援金へ協力
- 一般財団法人健康とアートを結ぶ会を設立し、健全な生活に向けた様々な活動を企画
地上波3chテレビ神奈川 :土曜日朝6時55分 天気予報
お昼の情報番組「猫のひたいほどワイド」水曜日(毎月1回) に好評出演中!
その他 宮島永太良公式サイト 及び 「マルタの冒険」公式サイト にて動画を配信中